老子 道(タオ)より

第17章 最上の指導者(リーダー)とは


道(タオ)と指導者のことを話そうか。

いちばん上等なリーダーってのは 自分の働きを人びとに知らさなかった。

その次のリーダーは 人びとに親しみ、褒め称えられ、愛された。

ところが次の時代になると リーダーは人びとに恐れられるものとなった。

さらに次の代になると、人びとに侮られる人間がリーダーになった。

ちょうど今の政治家にみたいにね。


人の頭に立つ人間は、下の者たちを信じなくなると、

言葉や規則ばかり作って、それでゴリ押しするようになる。


最上のリーダーはね 治めることに成功したら、

あとは退いて静かにしている。

すると下の人たちは、自分たちのハッピーな暮らしを

「おれたちが自分で作りあげたんだ」と思う。

これがタオの働きにもとづく政治なのだ—

これは会社でも家庭でも

同じように通じることなんだよ。

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by coffeeippo | 2011-04-15 01:50

今日も一歩 明日も一歩 精進です


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